2020-01-01から1年間の記事一覧

古文書1-2 文政の太鼓

「古文書1-1天明の太鼓」で太鼓の事を書きましたが、その天明六年(1786)に買われたと思われる太鼓が伊冨利部神社にあります。 いかにも古そうな太鼓ですがよく見ても時代を特定出来るものはなく古文書の太鼓だと言う確証がありません。 津島市に太鼓屋…

古文書1-1 天明の太鼓

伊冨利部神社に現存する古文書です。この古文書には天明六年(1786) に名古屋で神楽太鼓を買ったとあります。最後尾の署名「林久太夫」はこの神社の神主で十数代続いています。名前も林久太夫を代々引き継がれています。 下記は私の古文書の先生が解読した…

一ノ瀬宗辰の神馬

一宮市木曽川町の伊冨利部神社境内に青銅製の神馬が有ります。現在の物は戦後再建された物ですが初期に建立されたのは昭和11年です。古い資料の当時の金額1,500円は現在どのくらい位になるでしょうか。今神馬を新規で製作すれば数百万円は掛かるだろうと思…

伊冨利部神社

愛知県一宮市木曽川町門間字北屋敷3714番地 tel 0586-86-0730 伊冨利部神社は延喜式神名帳(927年)に葉栗の一座伊冨利部天神と記載されている式内社で由緒ある神社です。康正元年(1455)に大火によりすべてを焼失していますが天正十年(1582)に再建しそれ…